ルールに書いてなければ、何をしてもいいの?

ハラスメント対策で、具体的にNG言動を載せると、

「ここに書いてないことなら、やっていいの?」
みたいなことを言う方が、必ずいます。

なんと次元の低い発言だろう、と思いますが・・・

彼らにそう言わせるのは、
企業側の説明不足も、原因かもしれない。

そのルールが作られた背景、会社の考え方、
理由、目的、あるべき姿などを丁寧に説明し、
そこに納得してもらわなければ
こういった声を抑えることは、できないでしょうね。

ですから、前回書いたような
手作り説明会で、質疑応答することは、大事です。

また私は、ハードとソフトの両面から
ハラスメント対策をしなくては、実効力が無いと考えています。

ハードとは、
しくみやルール、制度のこと。
ハラスメント対策で言えば、規程や相談受付フローなど。

ソフトとは、
一人ひとりが輝くことのできる職場づくりのこと。
ハラスメント対策で言えば、
チームビルディングや対人スキルアップなど。

ハードだけ、ソフトだけでは、
(ハラスメント対策に限らず)どんな施策も
うまくいかないのが、組織です。

人を動かすには、

1.制度
2.個人スキルアップ(教育)
3.場づくり

の3つが必須です。
1がハード、2,3がソフトでしょう。

私は、主に1を担当するコンサルタントです。
2,3に関しては、
クライアントにとって最適な専門家を選び、
共に支援していきます。

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