復職プログラムがあるのに、うまくいかないのはなぜ?

メンタルヘルス担当者の共通の悩みの一つとして
挙げられるのが、復職の失敗です。

最近では、復職プログラムは有ります、という企業も
増えてきましたが、せっかくのプログラム通りに進まない、
復職してすぐに具合が悪くなり(再燃といいます)
休職に逆戻り、結局やめてしまった、
という話は後を絶ちません。

それに費やした時間(これはお金と同じです)や、
気遣いなど、全て無駄になった気がして、落ち込みますよね。

今年こそは、復職の成功率をアップさせたい!
そう願っている担当者の方も多いのではないでしょうか。

このメルマガを以前からお読みの方は
「あの話ね!」と思われるでしょうけれど、
大切な事なので、また書きます。

さて、復職プログラムという言葉をよく聞きますが、
それは、「正しい休職の入り方をした人にだけ」効果を発揮するものです。

逆に言えば、良くない休職の入り方をしてしまった方は
せっかくの復職プログラムも機能しない場合が多い、ということ。

では、「良くない休職」とはどういう状況を指すのでしょうか。

病状が重くなってから休む、
家族の理解・支援がないまま休む、
誰にも知られず、ひっそりと休職に入る、
休職中、誰からも支援もなく休む、等です。

うつ病は、一人では治すことが難しい
代表的な病だと言われています。
非常に社会的要素の強い側面があることは、
読者の皆さんも、理解なさっていると思います。

次回のコラムでは、当社のクライアントの事例をお話します。
その企業も、復職率の低さに悩んでいましたが、
「あること」を実施するようになったら、劇的に成績が向上したのです!

その「あること」を公開します。
それは、決して難しいことではなく、
あなたの企業でも、すぐに始められることです。

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