ストレスチェックの選び方

前回は、グレーゾーン社員、
つまり、健康な人たちと休職者の間にいる人、
毎日会社に来ているものの、
高ストレスを受けて、心身共にぐったりしている人たちのことを
書きました。

そして、その人たちをあぶり出して、
先手を打つのが、これからのメンタルヘルスケア
ということでした。

あぶり出しの方法として、
管理職に部下の顔色なんかを調べさせているよりも
効果的なのが、全社一斉に行う
メンタルチェックテストです。

メンタルチェックテストは、実にいろいろな種類のものが
市販されております。
中には、無料のものも。

いったいどれを選んだらいいのか??
迷いますよねえ。

ポイントは、以下の3つです。

1.私生活のことも聞いているか
2.紙でもWebでもできるか
3.色々な切り口で集計・分析ができるか
4.多くの被験者データを持っているか

まず1ですが、
厚労省も推奨している無料のテスト
(職業性ストレス簡易調査票や
労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリストなど)は、
質問項目が少なく、
その名の通り、職場でのことしか聞きません。

しかし、ご存じのとおり、
ストレスは、食生活や友人関係からも判定することができ、
上記のテストは、多角的な診断が不可能です。

2は、被験者の事情に合わせた方法を選択できないと、
全員受験が難しいからです。

3は、被験者に結果をフィードバックして終わり、
ということでは、当初の目的である
グレーゾーン社員のあぶり出しができないからです。

テストの目的は、グレーゾーン社員のあぶり出しが第一ですが、
その他、部署別、役職別、性別、年齢別、職種別、
ロケーション別など、企業の希望に応じて
それぞれのスコアが集計されなくては、
事後措置に活用できません。

4は、テスト会社の実績を言っています。
というのも、全国平均などを出されても、
たった1,000名の人に実施したことしかなければ、
その分析結果は信ぴょう性にかけます。
大企業を含め、多くの実績を持っているテスト会社の
商品を使った方が、この場合は賢明です。

次回は、実際にメンタルチェックテストを実施するときの
留意点などに関して、お伝えしていきます。

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