株式会社サンシャインエンタプライズ

どうしても、自社の基準が無ければだめだと思いました
会社概要
創立年:1978 年2月24日
所在地:東京都豊島区東池袋
拠 点:サンシャインシティ、しながわ水族館
事業内容:水族館、展望台の管理・運営
従業員数:正社員80名、パート/アルバイト200名(2019年4月現在)
回答者:総務部 小ノ澤さん、宮下さん(所属はコンサルティング当時)

様々な雇用形態の人が集まるところに、明確な基準を

小ノ澤:当社には、正社員よりも人数の多い「キャスト」と呼ばれる人たちが働いています。そんな環境の中で、ハラスメントに関する基準を明確にすることができず、何か相談があっても、会社としてどう答えたらよいのか迷うこともありました。明確な基準が無ければ、うかつに注意するのもためらわれますし、ましてや指導するのも難しいと感じておりました。

以前から、ハラスメント防止のための研修は毎年実施していたのですが、これといって手ごたえは感じませんでしたね。やはり、これも基準が明確にされていないことが原因だったのかもしれませんが、その時々で講師の方の教える内容にばらつきがあり、課題に感じていました。

宮下:私は、入社してすぐ水族館の業務につきました。社員として指導しなければいけない立場なのですが、古くからいるキャスト達への指導方法に、難しさを感じました。
小ノ澤:ここ数年で、社会的にも色々なタイプのハラスメントが認識され、会社としても対応に苦慮することが増えてきたのです。

このコンサルタントとなら、わかりやすい基準が作れるかも

小ノ澤:そんな時、社長からプラネットの根岸さんを紹介されました。社長も、この問題には強い課題感を持っていたようで、自らコンサルタントを探しました。話を聞いてみると、大変熱意と専門性を感じ、このコンサルタントとなら、かねてから必要性を感じていた、自社オリジナルでわかりやすい基準を作ることができるのではないか、という期待がもてました。

他社でのコンサルティング実績として、オリジナルのリーフレットなどを見せてもらい、やはり研修ばかりしていてはダメなんだと、痛感しました。

グループインタビューからでき上ったリーフレット

小ノ澤:何と言っても記憶に残っているのは、グループインタビューです。少人数のワークショップ形式で、職場での困りごとや、迷惑に感じていることを、コンサルタントが聞き取ってくれるのですが、結果を見て、初めて知ったことなどもあり、やはり外部の人に関わってもらうことによる効果を感じました。総務部が聞いても、あそこまでの結果は得られなかったと思います。

そのインタビュー結果を経て、わが社のNGルールを明確にしていったわけですが、何度も会議を開き打ち合わせを重ね、わかりやすく且つインパクトを感じられるようデザインや文言ひとつにいたるまで知恵を出し合いました。これでいいだろう、と思うものを社長に持っていくと、ダメだしされ、それを繰り返しているうちに、想定していた期限から大幅に遅れてしまったのですが、それでもやはりメンバーは、よりよいものを作りたい!という気持ちが勝っていたんだと思います。

少人数に分けて、何度も開催した説明会

小ノ澤:ルール・しくみづくりが終わると、20名くらいのグループに分けて、キャスト含め、従業員に対し説明会を開きました。社長がすべての説明会に出席し、「ハラスメントゼロ」に向けてのメッセージを発信しました。これは嬉しかったですね。後で聞いたのですが、これは根岸さんが社長に進言してくれたとのこと。やはり社長のメッセージがあるのと無いのとでは、浸透度合いが違うと思います。

また、当社にはハラスメント相談・通報窓口として、私たち総務部が受ける社内窓口の他、社外窓口が2つあり、計3つの窓口あります。グループインタビューの中で、もしハラスメントを見たり、聞いたりしたら、3つの窓口の内どこに相談したいか、という質問も設けたのですが、その結果として、見事に分散しました。そこで、誰もが自分の好きなところに、好きな形で相談してもらうことが大切だと考え、3つの窓口ともリーフレットに掲載してあります。ただ、わかりづらくならないよう、表記方法には気を使いました。

多様性の時代に合わせ、対応を進化させたい

小ノ澤:今後は、せっかく作ったリーフレットを風化させないため、色々な角度からハラスメントを考える研修を実施していきたいです。また、リーフレットの内容も、ダイバーシティなど、時代の流れに合わせたものに、定期的なブラッシュアップが必要だと思います。

宮下:私も今、自分自身が育児のための時短制度を利用していますが、やはり周囲に気を遣う部分はあります。そんな時、リーフレットがあるのはとても心強いですね。自分がその立場になってみないとわからないことがあります。誰もが気兼ねなく、活躍できる職場づくりを、これからも続けていきたいと思います。

小ノ澤:ずっと自社の基準を作りたいと考えていましたが、自分たちだけでは、到底ここまで仕上げることができなかったと思います。プラネットは専門性が高いうえに、他社事例をたくさん知っているので、大変助かりました。
list page
03-3664-7091 資料請求 お問い合わせフォーム[24時間受付]